白石区春季大会が開幕 14チームが激突、全道への切符を懸けた熱戦スタート

米こめ球場に集結した球児たち――宮川主将の力強い選手宣誓で幕開け、各チームが掲げる“勝利と成長”への挑戦

 白石区少年野球連盟の新シーズンの幕開けを告げる「第49回白石区少年野球春季大会」が4月19日、札幌市白石区東米里の米こめ球場で開幕した。区内14チームが参加し、北海道少年軟式野球選手権大会およびFUJIジャパン旗大会の予選も兼ねた重要な一戦だ。

開会式では北白石ワイルドナイン主将・宮川心(6年)が堂々と選手宣誓を務め、会場を沸かせた。各チームの主将たちはそれぞれの覚悟を胸に、新たな戦いへと挑む。

今シーズンの行方を占う熱戦が、いよいよ幕を開けた。同日は2会場で1回戦6試合が行われた。

開会式に一堂を会した選手たち

感謝を胸に全力プレーを誓う――主将・宮川が宣誓、投手力で頂点狙うワイルドナイン

 2026年シーズンの幕開けを告げる開会式で、選手宣誓という大役を務めた北白石ワイルドナインの主将・宮川 心。堂々としたその姿には、チームを背負う覚悟と、これまで支えてくれた人たちへの思いが込められていた。

 「日頃の練習の成果を存分に発揮し、今までお世話になったたくさんの方々への感謝の気持ちを忘れず、最後まで諦めず全力プレーすることを誓います」――。監督が考えた言葉をもとに、約2週間の練習を重ねて臨んだ本番。中でも「感謝の気持ちを忘れず」という一節には、特に強い思いを込めたという。

 大役を終えた直後の率直な心境は「ほっとして、スッキリした」。その表情には安堵とともに、次なる戦いへ向かう切り替えの早さも感じられた。

 いよいよ開幕。「勝つ気持ちしかない」と言い切る主将の言葉通り、チームは勝利への意欲に満ちている。今季の武器は、球威と制球力を兼ね備えた投手陣。「ピッチャーを中心に守って勝つチーム」と語るように、バッテリーを軸とした守備力で試合をつくる。

 目標は明確だ。白石区春季大会、そして夏季大会の連覇。「どちらも優勝したい」と力強く掲げた。感謝を胸に刻み、全力プレーを誓った主将・宮川。その言葉を体現する戦いが、いよいよ始まる。

選手宣誓の大役を果たした宮川主将(北白石ワイルドナイン)

今シーズンに向けて3選手にインタビューした

★小畑 洸(白菊ファイターズ)

いよいよ開幕を迎える2026年度シーズン。白石区少年野球連盟に所属する白菊ファイターズは、主将・小畑洸を中心に“全員野球”で頂点を狙う。

 チームの持ち味は、つなぐ意識を徹底した「チームバッティング」。一人ひとりが役割を果たし、打線で得点を積み重ねるスタイルに自信をのぞかせる。「つないで点を取る野球が自分たちの強み」と語る小畑主将。打力への手応えも十分で、試合の中で流れを引き寄せる力を備えている。

 打線の中心には、エースでありリードオフマンも務める山本結人(6年)の存在がある。攻守にわたりチームを支える柱であり、試合の流れを大きく左右するキーマンだ。さらに主将・小畑自身もリードオフマンあるいは中軸を担い、キャプテンとしてチームをけん引する。

 今季の目標は「優勝」。初戦から厳しい戦いが予想される中でも、「絶対に勝って、その先も勝ち進み優勝する」と力強く言い切った小畑主将。その言葉には、これまで積み重ねてきた努力と、仲間への信頼がにじむ。

同チームは、5月3日に開幕する札幌選抜大会に、白石区の第一代表として4年ぶりに出場する。選手、指導者、保護者をはじめ、関係者から大きな期待が寄せられている。

■ プロフィール

小畑 洸(おばた ひかる)
白菊ファイターズ・6年
右投げ、右打ち
146センチ、50キロ
家族は両親と兄、姉の5人家族。
兄の背中を追いかけて1年生から野球を始めた小畑。今ではチームを束ねる主将として、仲間とともに頂点を見据える。白菊ファイターズの挑戦は、ここからが本番だ。

小畑主将(白菊ファイターズ)

★池田 頼斗(東札幌ジャイアンツ)

2026年度シーズンが幕を開け、チームの新たな挑戦が始まった。主将・池田頼斗は、昨季の経験を胸に“ワンチーム”を掲げ、チームをけん引する。

 「去年は6年生が中心となって引っ張ってくれた。今年は自分たち6年生9人が軸となり、チーム全体に良い影響を与えていきたい」。その言葉には、最上級生としての自覚と責任感がにじむ。

 チームの最大の強みは「声を掛け合える一体感」。プレーだけでなく、ベンチも含めた全員が同じ方向を向き、試合の流れをつくり出す。互いを鼓舞し合う姿勢こそが、チームを支える原動力だ。

 目標は明確だ。「全道大会出場」。FBC U-12ファイターズカップへの切符をつかむため、チーム一丸となって戦い抜く覚悟だ。主将・池田を中心に、“声”と“結束力”で勝ち上がる新チームの戦いに注目が集まる。

■ プロフィール

池田 頼斗(いけだ らいと)
東札幌ジャイアンツ・6年
右投げ、右打ち
155センチ、40キロ
家族は両親、兄2人、姉の6人家族。
幼稚園の頃から4つ上の兄の影響で野球を始めた池田。長く積み重ねてきた経験を武器に、今はチームの中心としてグラウンドに立つ。

池田主将(東札幌ジャイアンツ)

古屋 奏音(白石リトルファイターズ)

 シーズン開幕を迎え、白石リトルファイターズが新たな一歩を踏み出した。チームの一員として戦う古屋東は、緊張と期待が入り混じる中で「試合を全力で楽しみたい」と前を向く。

 チームの強みは、打線のつながりにある。一人が出塁すると、その流れを全員で共有し、次々と打線が連動していく。「みんなでつないで得点できるのが自分たちの良さ」と語るように、一体感のある攻撃が持ち味だ。

 ここまでの練習を通じてチーム状態は着実に上向き。「調子は上がってきている」と手応えも感じている。個々の力だけでなく、チームとしての完成度を高めてきた成果が、いよいよ実戦の舞台で試される。

 目標は明確だ。札幌選抜での優勝、そしてその先の舞台へ。「全道大会に出場し、良い結果を残したい」と力強く語るその姿からは、チームの中心として戦い抜く覚悟が感じられた。白石リトルファイターズの挑戦は、ここから本格化していく。

■ プロフィール

古屋 奏音(こや かなと)
白石リトルファイターズ・6年
右投げ、右打ち
149センチ、40キロ
家族は両親、兄、妹の5人家族。
野球を始めたキッカケは5歳上の兄の影響で幼稚園の頃から野球を始めた。今ではその経験を糧に、チームの勝利に貢献する存在へと成長した。

古屋主将(白石リトルファイターズ)