白石区少年野球連盟に所属する6年生80人がチームの垣根を越えて一堂に集結。
毎年恒例となった交流イベント「80の野球魂」が10月26日(日)、米こめ球場で開催された。
普段はライバルとして戦う仲間たちが、この日だけは即席チームの一員として笑顔と歓声を交わし合った。少年野球の集大成として、仲間との新たな絆を確かめ合う特別な一日となった。
白石区少年野球連盟が主催する「80の野球魂」は、今年で第15回を迎えた。同連盟に所属する6年生80人をシャッフルし、6チームを結成。指導者もチームを越えて組み合わせ、トーナメント方式で試合を行うというユニークな企画だ。
すでに6年生の公式戦シーズンは終了しているが、「まだ野球を楽しみたい」「普段と違う仲間とプレーしたい」という子どもたちの思いを形にした恒例行事として、毎年多くの笑顔があふれる。
開会式では白石Jrフェニックスの佐々木瀬夏さんが選手宣誓を務めた。
大会は白熱のトーナメント戦となり、1回戦から好プレーの連続。TEAM山本&井上がTEAM有原&渡辺を3―1で破り、TEAM鈴木貞&塚田もTEAM中村&福島に3―1で勝利するなど、どの試合も接戦となった。
準決勝ではTEAM古屋&相良がTEAM山本&井上を6―5で下し、TEAM小山&宇山がTEAM鈴木貞&塚田に6―1で勝利。決勝はTEAM小山&宇山とTEAM古屋&相良の顔合わせとなった。
決勝戦ではTEAM小山&宇山が打線爆発。見事8―2で勝利を収め、2025年度の「80の野球魂」を制した。
勝敗を越えて、選手たちは互いを讃え合い、この一日がもたらしたかけがえのない仲間との時間が、心に残る大きな財産となった。
グラウンドを包んだのは歓声と笑い声。普段は敵同士の選手たちが、同じチームで声を掛け合い、アウトを喜び、ヒットに沸く――。この一日が、少年野球を締めくくる最高の思い出となった。
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第15回「80の野球魂」
日程:10月26日(日)
会場:米こめ球場
開会式:10月26日、米こめ球場
選手宣誓:佐々木瀬夏さん(白石Jrフェニックス)
対戦カード
◆決 勝
TEAM小山&宇山8-2TEAM古屋&相良
◆準決勝
TEAM古屋&相良6-5TEAM山本&井上
TEAM小山&宇山6-1TEAM鈴木貞&塚田
◆1回戦
TEAM山本&井上3-1TEAM有原&渡辺
TEAM鈴木貞&塚田3-1TEAM中村&福島
トーナメント表

フォトグラフ

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