東札幌ジャイアンツが堂々の頂点！白石区の激戦制す

　第３回トランスコスモス杯争奪第48回札幌選手権大会白石区予選大会兼第48回白石区少年野球夏季大会が、6月21・22・28日の3日間、米こめ球場および白菊球場にて開催された。

開会式では東札幌ジャイアンツの主将・近藤舞弥選手が選手宣誓を務め、大会の火蓋が切られた。激戦を制したのは東札幌ジャイアンツ。本郷イーグルスとの決勝戦を5対1で勝ち抜き、白石区王者の座を手にした。上位4チームは札幌選手権大会への出場権を得た。

札幌市白石区の少年野球夏の頂点を決める「第３回トランスコスモス杯争奪第48回札幌選手権大会白石区予選大会」が閉幕した。6月21日に開会式が米こめ球場で行われ、東札幌ジャイアンツの主将・近藤舞弥選手が力強く選手宣誓を行い、3日間にわたる熱戦の幕が上がった。

頂点に立ったのは、地力を発揮した東札幌ジャイアンツ。1回戦でアカシヤファイヤーズを5-0で下すと、2回戦では白石リトルファイターズにも3-0と快勝。準決勝では北白石ワイルドナインとの接戦を4-2で制し、決勝進出を決めた。

決勝の相手は、本郷イーグルス。こちらもMBロジャース、東川下ジャイアンツを下して勢いに乗っていたが、最後は東札幌の総合力が勝った。試合は初回から緊迫した展開となるも、3回に東札幌が集中打で3点を先制。5回にも追加点を挙げ、5-1で試合終了（五回時間切れ）。投手陣は近藤、尾崎、後藤が継投し、安定したリレーで相手打線を封じ込めた。

打線では近藤、尾崎、久保の3選手が二塁打を放ち、打線の中軸として試合を動かした。守っては久保捕手が3人の投手をリードし、相手の流れを完全に断ち切る存在感を示した。東札幌は試合巧者ぶりを随所に見せ、見事に白石区の頂点を勝ち取った。

また、準決勝で惜しくも敗れた北白石ワイルドナインと東川下ジャイアンツも、札幌選手権大会の出場権を獲得。それぞれが粘り強い戦いで地区代表の座を勝ち取った。

今大会は五回時間切れ試合が多く、いかに短い時間で試合の主導権を握るかが問われた。初戦から接戦が続き、1点差の試合が目立つなど、どのチームも実力伯仲。夏の本番となる、札幌選手権大会への期待が高まる大会となった。

白石区の代表4チーム（東札幌ジャイアンツ、本郷イーグルス、北白石ワイルドナイン、東川下ジャイアンツ）は、それぞれ札幌全体の頂点を目指して再び戦いの舞台に立つ。今後の躍進にも注目だ。

第３回トランスコスモス杯争奪　第４８回札幌選手権大会白石区予選大会　兼
第４８回白石区少年野球夏季大会

日程：6月21、22、28日
会場：米こめ球場、白菊球場

開会式：6月21日（土）・米こめ球場

選手宣誓：近藤　舞弥（東札幌ジャイアンツ・主将）