今年最初の学童野球大会となる「第45回白石区少年野球春季大会」(白石区少年野球連盟主催)が24日、白石区東米里の米こめ球場で開幕した。
新型コロナウイルスの影響で開会式は行わず、選手宣誓のセレモニーのみ行い大役を担ったのはエルムファイターズ主将の近藤周吾君(小6)「悔い一つ残らぬよう全力でプレーする」と力強く宣誓し開幕した。
同大会全道大会・全市大会の予選を兼ねて16チームが参加。
24日は2会場で1回戦7試合が行われた。
選手たちにとっては約6カ月ぶりの試合となり、元気に白球を追いかけた。
準決勝・決勝は30日に予定。
開幕ゲームは東札幌Gが掴む!
東札幌ジャイアンツが開幕ゲームを制し、2回戦進出。
◆1回戦
エルムファイターズ
00102=3
0122x=5
東札幌ジャイアンツ
(五回時間切れ)
(エ)加藤、佐々木-近藤
(東)佐井、池田-池田、佐井
▽二塁打:近藤(エ)
東札幌は3-1と2点リード迎えた四回、先頭の8番・石川聖七(5年)が、ライトオーバー二塁打で出塁。
次打者犠打で一死三塁とチャンスを広げた。
ここで1番・佐井悠真(6年)の内安で三走・石川が生還し4点目となり結果これが決勝点となった。
二走の佐井がけん制死で倒れ二死となるも2番・池田岳斗(6年)が、レフトオーバー二塁打で出塁しチャンスを作った。
ここで続く3番・和田凌我(5年)が、勝負強くレフト前を放つと二走・和田が一気に生還しこの回2点を奪い5-1とエルムを突き放した。
投げては今大会注目の先発・佐井投手が、立ち上がり少し開幕ゲームの堅さが見えたが、走者を置くも要所を締め四回1/3の3安打2四球1失点で70球制限ルールで四回途中に降板した。
代わった池田投手も四、五回と投げた。
池田は最終回に2点献上するも5-3と逃げ切った。
開幕勝利を飾った東札幌ジャイアンツ・有原 稔監督(69)は「今大会は優勝を目指し、今シーズンは全道・全市大会で活躍できるよう頑張りたい」と力を込めた。
エルム最終回意地見せる!
エルムファイターズは1-5で迎えた五回最終回に一死から3番・近藤、4番・花田悠真(6年)の連続で1点返すと次打者倒れ二死二塁から6番・山㟁啓介(5年)が、しぶとくセンター前に運ぶと二走・花田も生還しこの回2点目。
あと2点と迫るも後続が倒れ1回戦で涙した。